父が悩まされていた足の痛み
みなさんこんばんは!

松井です(^^)


今日は1日雨降りでしたね。

雨の日や雨の前日に痛みが出やすいという方が多くみられますが、みなさん大丈夫でしたか?

痛みが強い日は筋肉も強張りやすいので、辛い時は早めの治療をおすすめします。


痛みというと

僕の父が足の痛みに悩まされていたのですが、最近ようやく回復してきました。

足の痛みといっても様々な原因があります。

父の場合は、2、3分歩くとふくらはぎの痛みで歩行が困難になり少し休むと痛みが治り、また歩き出すと痛くなるという症状でした。


これは「間欠性跛行」といわれる症状です。

この様な症状で疑われるのは


腰部脊柱管狭窄症

閉塞性動脈硬化症です。


日本人の場合、腰部脊柱管狭窄症の方が割合的に多いのですが、それぞれ症状に特徴があるので、こちらに紹介しておきます。


腰部脊柱管狭窄症の場合

腰痛:あり
安静時の下肢痛:なし
足部の色調:正常
足部の温度:正常
足部の脈の触知:あり
自転車乗車時の痛み:なし
前屈位で楽になる


閉塞性動脈硬化症の場合

腰痛:なし
安静時の下肢痛:あり
足部の色調:白い
足部の温度:冷たい
足部の脈の触知:なし又は脈が弱い
自転車乗車時の痛み:下肢が痛む


共通して出現する症状は

歩行時の痛みや下肢の冷えやシビレが出ます。



この症状の比較により父の状態は閉塞性動脈硬化症の疑いが強く整形外科で検査をすることをススメました。

超音波検査や血管造影検査の結果、下肢の動脈が細く狭窄している部位があり

下肢の閉塞性動脈硬化症という診断結果が出ました。


下肢閉塞性動脈硬化症とは


足の血管に動脈硬化が起こり血管が細くなったり詰まったりすることで足に十分な血液が流れなくなり起こる病気です。



今回はオペにて動脈のつまりがなくなった後もしばらく、ふくらはぎの痛みに悩まされていましたが、それは下肢のマッサージやストレッチにより無くなってきました。


同じ様な痛みでも様々な原因があり適切な対応をする必要があります。

当院では、足の痛みに対応した治療も、もちろん行なっておりますが、必要な場合は整形外科等の受診をお勧めする場合もあります。


身体の不調がある場合は当院にご相談ください!

早めの処置をして健やかな生活を取り戻していきましょう!