膝の痛みに悩まされている方へ!
最近は、秋晴れが続き、まだ日中暖かい日が続きますねっ(^^)

こんな日が続くといいんですが...

そろそろ冷える日も増えてくると思うので体調には気をつけていきましょう!

ということで

今日のブログは松井です(^^)


今回は「膝の痛み」についててです!


膝の痛みといっても原因や症状も様々で、それぞれに合った対処、治療が必要です。

<膝の痛みの原因>

1.スポーツ、ケガ、事故によるもの

サッカーやラグビーなど接触が多いスポーツやジャンプ系の競技やマラソンなどの陸上競技による「走る、跳ぶ、ダッシュ、膝のひねり、急停止、接触によるもの」などの動作で起こることが多いです。

今回はこのようなスポーツ時に起こる障害について紹介します!

<急性外傷>

・半月板損傷(はんげつばんそんしょう)

膝関節でクッションの役割を果たす軟骨組織「半月板」に大きな負担がかかり傷ついたり裂けたりしたもの

特徴

膝の引っかかったような痛みを感じる

膝の曲げ伸ばしが出来ない

膝に力が入らないなど。


・靭帯損傷(じんたいそんしょう)

靭帯が傷ついたり裂けてしまうもの

特徴

膝のぐらつき不安定感

歩行時に膝がガクンと落ち込む

断裂時にはゴリッ、ブチッといったような音がすることもあります


その他、膝の関節内や周辺の骨の骨折や膝蓋骨(ひざのお皿)の脱臼、打撲による痛みなどがあります。


<使い過ぎによるスポーツ障害>

・腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)

大腿骨(太ももの骨)の外側にある腸脛靭帯に炎症が起こるもの

特徴

膝の外側が痛む(走った時、走った後、押した時に痛む)


・膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

膝のお皿とスネの骨をつなぐ膝蓋腱が炎症を起こしたもの

特徴

膝のお皿の下に痛みや腫れが出る


・鵞足炎(がそくえん)

膝の内側の腱に炎症が起こるもの

特徴

膝の内側から膝下に痛みが起こる

膝をいっぱいにまで伸ばした時に痛みが起こりやすい

・タナ障害

膝のお皿と大腿骨の間にあるヒダ状の膜(タナ)が炎症を起こしたもの

特徴

スポーツ時に膝の皿の内側に痛みや引っかかり感がある

膝を動かした時に何か挟まるような感じがする

膝のお皿の辺りに違和感を感じる


・オスグッドシュラッター病

膝の下のスネの骨に変形や膨隆が起き痛みや炎症を起こすもの。10才〜15才くらいのとくにスポーツをする学生に多く起こるもの

特徴

膝を曲げた時に膝下に痛みを感じる

膝の下の骨が大きく出っ張る

スポーツ時、スポーツ後に痛みが出る


ざっと挙げてもこのように様々な原因、症状が起こります!


他にも

加齢による変形

リウマチなど病気や生体機能の異常により起こるものもあります。



膝の痛みもそれぞれに合った治療や生活改善が必要です!

膝の痛みに悩まされている方は一度当院にご相談下さい!

次回は膝の痛みに対した処置や予防法などを紹介させていただこうと思います。