肘の痛み「野球肘」について
もうすぐ新学期を迎える季節ですね!
部活、何やろう?と悩んでいる学生も多いのではないでしょうか?
今回は野球をしている学生さんたちに気をつけていただきたい「野球肘」の話です。
【野球肘とは?】
投球動作の繰り返しによって発育期の野球選手の肘関節に起こる種々の障害に対する総称的病名です。
【好発年齢】
10〜16歳頃
【どのような病態か?】
投球動作の中で筋肉や靭帯の牽引力により負担がかかったり関節に圧迫力が加わることで痛みや炎症を引き起こします。
内側の痛み
上腕骨内側上顆炎、内側上顆裂離骨折、骨端線離開、尺側側副靭帯の損傷
肘部管症候群(神経障害)
外側の痛み
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎や関節内遊離体(関節ねづみ)
後方の痛み
上腕三頭筋腱炎、骨端線離開、肘頭骨折など
難しく書きましたが、分かりやすくまとめると
原因によって痛みの部位が内側、外側、後方と分かれ炎症や靭帯の損傷、骨折など程度も様々です。
その中でも内側型が多く骨端線離開といって骨端線という成長軟骨部分が筋肉に引っ張られて引き剥がされたり、靭帯に引っ張られて骨の一部が引き剥がされる裂離骨折を起こし痛み炎症を引き起こす症状が多いです。
状態によっては半年から一年、投球動作を禁止する必要があるものもあるため注意が必要です。
【予防のための投球制限】
小学生は1日50球、週200球以下
中学生は1日70球、週350球以下
高校生は1日100球、週500球以下が推奨させています。
【予防のためのストレッチ】
写真上:手のひらが前を向くようにして指先を上に向け、反対側の手で顔の方に引っ張る
写真中:手のひらが前を向くようにして指先を下に向け、反対側の手で顔の方に引っ張る
写真下:手の甲が前を向くようにして指先を下に向け反対側の手で手のひらが手前を向くように曲げる
まずはこれらの予防につとめましょう!
それでも痛めてしまった場合は我慢せずに早めにご相談下さい!
部活、何やろう?と悩んでいる学生も多いのではないでしょうか?
今回は野球をしている学生さんたちに気をつけていただきたい「野球肘」の話です。
【野球肘とは?】
投球動作の繰り返しによって発育期の野球選手の肘関節に起こる種々の障害に対する総称的病名です。
【好発年齢】
10〜16歳頃
【どのような病態か?】
投球動作の中で筋肉や靭帯の牽引力により負担がかかったり関節に圧迫力が加わることで痛みや炎症を引き起こします。
内側の痛み
上腕骨内側上顆炎、内側上顆裂離骨折、骨端線離開、尺側側副靭帯の損傷
肘部管症候群(神経障害)
外側の痛み
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎や関節内遊離体(関節ねづみ)
後方の痛み
上腕三頭筋腱炎、骨端線離開、肘頭骨折など
難しく書きましたが、分かりやすくまとめると
原因によって痛みの部位が内側、外側、後方と分かれ炎症や靭帯の損傷、骨折など程度も様々です。
その中でも内側型が多く骨端線離開といって骨端線という成長軟骨部分が筋肉に引っ張られて引き剥がされたり、靭帯に引っ張られて骨の一部が引き剥がされる裂離骨折を起こし痛み炎症を引き起こす症状が多いです。
状態によっては半年から一年、投球動作を禁止する必要があるものもあるため注意が必要です。
【予防のための投球制限】
小学生は1日50球、週200球以下
中学生は1日70球、週350球以下
高校生は1日100球、週500球以下が推奨させています。
【予防のためのストレッチ】
写真上:手のひらが前を向くようにして指先を上に向け、反対側の手で顔の方に引っ張る
写真中:手のひらが前を向くようにして指先を下に向け、反対側の手で顔の方に引っ張る
写真下:手の甲が前を向くようにして指先を下に向け反対側の手で手のひらが手前を向くように曲げる
まずはこれらの予防につとめましょう!
それでも痛めてしまった場合は我慢せずに早めにご相談下さい!