指が伸びない!ばね指(弾発指)について☆
みなさんこんばんは!

今日は結構暖かくなりましたね(^^)

そろそろこういう日が続いてくれるといいですが。

ということで今日のブログは松井です!

最近、当院に来院される方で「ばね指(弾発指)」の症状に悩まされている方が多いので今回は「ばね指」について紹介させていただこうかと思います。

まず【ばね指の病態】

指には腱という筋肉から移行するヒモの様なものがありそれによって指の曲げ伸ばしをすることが出来ます。指を曲げる側の腱を「屈筋腱(くっきんけん)」といい屈筋腱には腱の浮き上がりを押さえる「靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)」というトンネルのような通り道があります。

屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起きると、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じこれを腱鞘炎と呼びます。

それが悪化すると

指の動きが制限されたり

指を曲げきると引っかかった感じになり伸ばせなくなったり

伸ばそうとすると引っかかりを過ぎたところで「パキーン」と急に指が伸びるバネ現象が起きるものを「ばね指」のといいます。

【原因】
更年期の女性に多く妊娠出産期の女性にも多く生じます。
スポーツや仕事などで指をよく使う方にも起きやすい症状です。
糖尿病やリウマチ、透析などが原因になることもあります。

【治療法】
まずは出来る限り「安静」にしていただくことが大切です。

当院では『微弱電流治療器』や腱の特殊調整により傷んだ腱を修復しながら炎症を抑え腱の動きを取り戻していきます。

状況によってはサポーターなど固定をしましょう。

状況によっては整形外科にてステロイド注射や腱鞘切開をする手術療法が必要な場合もあります。

しっかり処置をすれば、多くは手術までせずに回復していきますのでご相談下さい。

とにかく大切なのは『早期治療』です!

みなさん気をつけて下さいね!