膝の半月板損傷
今回は膝の半月板損傷の話です。

半月板は膝関節の大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)の間にある繊維軟骨でクッションと膝の円滑な運動を助ける役割を果たしています。
これが損傷すると膝の曲げ伸ばしの時に痛みや引っかかりが出ます。
ひどい場合は、膝に水(関節液)がたまったり関節に半月板が引っかかり膝が屈曲したまま伸展不能となることがあります。(ロッキング、嵌頓)

【原因】
若年者ではスポーツなどによる外傷、中高年の方は半月板が加齢により傷つきやすくなっているので立ち上がる時や膝を捻った時などに発生します。

【診断】
受傷機転とその後の症状の経過、徒手検査法により判断可能です。
MRI検査による画像診断で半月板の病態やその他の靭帯などの損傷の診断も詳しく出来るため状態によってはオススメします。

【治療】
保存療法やリハビリテーションを行ない改善させていきます。
当院では微弱電流治療器によりさらに回復を早めていきます。
ロッキングや繰り返しの損傷など症状が重い場合は手術が必要な場合もあります。


膝の損傷は色々なパターンがあるので、まずはしっかり病態を判断して対処しましょう!

痛めたら、とにかく早めに来院して下さいね!