足関節捻挫について



こんにちは。水曜日担当の下宮です。


日に日に寒くなってきていますね。
今から冬を越せるのかとても不安です笑



さて今日は【足関節捻挫】
について紹介したいと思います。



『症状』

足関節捻挫のほとんどは足関節を内側に捻って起こります。
足関節外側の前距腓靭帯が損傷します。
外果の前や下に痛みがあり、腫れます。
また、上記の場所を押さえると痛みも生じます。

スポーツなどのほかに、歩行時でも段差などで生じることがあります。


捻挫とは、関節にかかる外力により
非生理的運動が生じ、
関節を支持している靭帯や関節包が損傷することです。
足関節では、前距腓靱帯が損傷されることが最も多い病態です。

靭帯の損傷程度によって、
捻挫の程度を三つに分けています。



1度 前距腓靭帯の部分損傷

2度 前距腓靭帯の完全損傷

3度 前距腓靭帯、
踵腓靭帯の完全損傷

と定義しています。


『応急処置』

RICE処置と言われる処置をします。

Rest・・・安静
Ice・・・冷却
Compression・・・圧迫
Elevation・・・挙上
を行います。

こちらの処置は応急処置の基本となるので是非参考にして下さい。


『当院での治療』

当院では組織の回復を促す微弱電流を流し、
手技による調整、
テーピングやサポーターで
日常生活やスポーツ時の負担を軽減していきます。


捻挫だからと甘く見ないで応急処置をしっかりしていきましょう。


写真は足関節周辺の図と3度捻挫をした高校生の写真です。

それでは