交通事故によるケガ「シートベルト損傷」とは?
みなさんおはようございます!

今日のブログは松井です(^^)


今日は雪予報が出ております。

みなさん外出の際は気をつけて下さいね!

雪というとスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ方も多い時期になりますね。

僕は、ここ何年もやってないので、もう滑れなくなってそうです。

これらをやりに行く方は、雪山へ向かうわけなので、雪道の運転にはくれぐれも気をつけて下さい。

雪道でスリップした車が後ろから追突して来てムチウチになり来院される方も結構いるのです。


今日は交通事故のケガの中のひとつ「シートベルト損傷」を紹介していきます。


【シートベルト損傷とは?】

交通事故を起こした際にシートベルトで身体が固定されているのに対し、身体は前に飛び出そうとするため、シートベルトにより身体が強く圧迫され引き起こされる外傷です。


【どのようなケガをするのか?】

腸間膜損傷、小腸・大腸の損傷、膵損傷、横隔膜裂傷などの腹部臓器の損傷や脊椎の損傷など

重い症状の場合は緊急の手術が必要となることもあります。


これらがシートベルト損傷と呼ばれるケガで、こうやって聞くとシートベルトしないほうが良いのでは?なんて一瞬思ってしまうかもしれませんが、シートベルトをしてないともっと大変なことになりますからね!

気をつけて下さい。


【シートベルトがなぜ必要か?】

・車外に放り出されるのを防ぐ
・ボンネットやハンドルなどに頭部や全身を強打するのを防ぐ
・同乗者との衝突を防ぐ

などがあげられます。


重篤なシートベルト損傷を起こす時は、かなりスピードが出ていて衝撃が強い時です。このような時にシートベルトをしていないとどうなるかは、ある程度想像出来ますよね?

想像しただけでゾッとします。


それからシートベルト損傷を起こす場合、シートベルトの装着の仕方が悪くて起こる場合もあるので紹介します。


①シートベルトが骨盤ではなく腹部にかかっている

②シートベルトが緩んでいる

③シートを倒し過ぎている


このようにシートベルトの使い方を間違えるとシートベルトが正しく機能せずにこのようなケガを引き起こしてしまうことがあるわけなのです。


シートベルトは正しく使えば身体を守ってくれる装置ですが、誤った使い方をすると人体を損傷することもあるのです。

今一度、確認してみて下さいね!



そして、安全運転でいきましょう(^^)


交通事故は、その他にもムチウチや腰椎捻挫など様々な外傷を引き起こします。

当院では自賠責保険にも対応しており、交通事故の治療は患者様の窓口負担はゼロで受けられます!

交通事故に遭われてしまった方は一度、当院にご相談くださいね!