捻ってないのに足首が痛い!足根洞症候群とは?
おはようございます!


今日のブログは松井です(^^)


2月も中旬に差し掛かりました。

学生さん達は進学先が決まった方もいれば、まだ受験を控えて大変な方も多い時期ですよね。

学生のみなさん、頑張って下さいね!!


最近は高校卒業を控えて部活動も引退したけど今まで我慢していた痛みの悩みで来院される学生さんも多いです。


そのような悩みの中で、多い症状に「足根洞症候群」というものがあるので紹介していきます。


まず、足根洞とは?

足首の周辺の部位で踵骨(カカトの骨)と距骨(足首の骨)の間の溝のことで、この部位に圧痛や歩行時痛が出たり、足首の不安定性を感じるものを足根洞症候群といいます。

(下の写真の円の部分が足根洞です)


【なぜ起こるのか?】


足首を繰り返し捻挫したり、捻挫したのに放置したりするとなりやすいです。

足首を捻挫すると足首まわりの靭帯が損傷され足根洞内に出血し、それが瘢痕組織などに変わり骨膜炎や浮腫を起こして痛みを発するのです。


他にも歩行時やランニング時の癖や継続的な負荷によっても発症します。


痛み以外にも


足根洞には神経終末というものがあり地面から足に伝わる微妙な感覚をキャッチして脳に伝える働きがあります。

そこが損傷することで足首の位置感覚がズレでバランスが保ちづらくなるため、足首を繰り返し捻挫してしまう原因にもなるので要注意です!!



【特徴】

・足首を捻ったりしてないのに痛む
・足首を背屈した時に痛む
・歩行時、とくに平坦な道より砂利道のように凸凹した道や坂道を歩いている時に痛む
・足首が不安定な感じがする

などです。


「痛めた記憶がないのに急に足首が痛いなぁ」と感じたらすぐに来院して下さい!


【当院での治療】

微弱電流治療器により組織の回復を早め


足関節や下腿の筋肉の柔軟性改善、足首のアライメント調整(関節ズレの調整)


テーピングやサポーターによる関節の補助


これらにより症状を取り除いていきます!


この症状もまずは安静が第一です!


一旦、運動は控え、その間にしっかり治癒させましょう。


そういう意味では部活動を引退した今のうちに処置していくのが望ましいです。


後に痛みのない生活、楽しいスポーツライフを送るためにもしっかりとした処置を受けて下さいね!