『突き指』について




こんにちは。水曜日担当の下宮です。


昨日はWBC、キューバ戦がありました。

8-5で見事に勝利しました。


この調子で今日のイスラエルにも勝利して
欲しいですね!



今日は『突き指』について紹介します。



原因と症状



突き指は、指先から根元まで縦に向かって
力が加わり起こる捻挫の一種です。


指は構造上、縦からかかる力に弱いため、
ちょっとした衝撃でも突き指が
起こってしまいます。


また、突き指が起こると、
指が手のひらに強く押し込まれることに
よって、指の骨全体がずれてしまいます。


そのため、処置を怠ると、指の機能が完全に回復しないことがあり、
注意が必要です。




治療


突き指をしたときは、引っ張ればよいと俗に言われていますが、
逆に骨の脱臼や、腱の炎症を引き起こすことになるため、
絶対に引っ張ってはいけません。

突き指を起こしたときは、「RICE」<安静(Rest)・冷却(Ice)・圧迫(Compression)・挙上(Elevation)>

に沿って、患部のアイシングと固定を
行います。


また、骨折や腱の断裂を伴う場合があるため、早急に病院での診療を受ける
必要があります。


突き指は発症しやすい障害であり、
ほぼ誰もが一度は受傷経験もあることから
比較的軽視されがちな疾患です。


しかし、骨折や腱の断裂などを合併しやすい傷害であることは忘れてはいけません。


突き指をしてしまった時の対処法、
応急処置などをしっかり把握しておく事が
大切です。



当院では微弱電流を使い傷めた組織の
修復を促し、手技による調整、
テーピングによる固定などをしていきます。


上記にも書きましたが突き指だからと甘く見ないでしっかり応急処置をして悪化しないようにしましょう。