膝の前十字靭帯損傷について



こんにちは。水曜日担当の下宮です。


昨日は台風の影響で夕方頃の雨が
すごかったですね。


僕が帰る頃は雨は止んでいたので濡れずに
済みました。


皆さんは大丈夫でしたか?


今日は『膝の前十字靭帯損傷』について
紹介します。


先日、サッカー元日本代表の宮市亮選手が
右膝前十字靭帯を損傷したというニュースをみました。


宮市選手は2015年には左膝前十字靭帯を損傷し、地道なリハビリをこなし再起したばかりでした。



また復活して日本代表として戦う姿も
みたいですね!



『膝前十字靭帯損傷の原因』

サッカーやラグビーなどの
コンタクトスポーツにおいて、
相手にタックルをされて膝をひねったり、
バレーボールのジャンプの着地や
バスケットボールでの急な方向転換などで
膝に過度の負担がかかった時に生じます。


スキーなどでも多く、受傷後痛みが生じ、
次第に膝が腫れてきます。


『症状』

膝には4本の靭帯があり、関節の動きを
コントロールしています。

それが耐えられる以上の力が加わると
靭帯が切れます。

前十字靭帯は関節の中にあるので、
切れるとそこからの出血が関節にたまるのが特徴です。



『治療とリハビリ』

損傷した靭帯はギブス固定などでは治りません。

損傷後1ヶ月ほどで痛みは取れ、日常生活には支障がなくなることがほとんどです。

スポーツを行わない人はそのままの状態でも支障がない場合もありますが、
スポーツの続行を希望する場合は、
手術を勧めます。

近くの腱を採取して靭帯を再建するのが
一般的です。


手術後は関節や筋肉の運動などの
術後療法が重要です。


スポーツ復帰には通常6ヶ月以上
かかります。



前十字靭帯損傷は予防が難しく、いきなり起きてしまいます。


もちろんならないことが1番ですが、もしなってしまったら焦らずにじっくりと治療に
専念して下さい。