歩くと太ももからふくらはぎがジーンと痛い。
みなさんこんにちは!


松井です(^^)


先日、父から「右の太ももの裏側が痛くて歩けない」という内容の電話がかかってきました。


話を聞くと


歩くと脚がどんどん痛くなってきて、休憩すると落ち着くという症状がありました。


以前ブログで紹介させてもらった「脊柱管狭窄症」でよくあらわれる間欠性跛行という症状です。


なのですが、父の場合、以前に「閉塞性動脈硬化症」という太ももの血管がつまる病気になったことがありまして、これで事が少しややこしくなりました。


というのも


この閉塞性動脈硬化症も間欠性跛行の症状が出るのが特徴なのです。



・脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症の違い

1、前かがみになった時の痛み

脊柱管狭窄症は前かがみになると足の痛みが治まりやすいのに比べ、閉塞性動脈硬化症は前かがみになっても痛みは治まりません。


2、足の脈拍の有無

脊柱管狭窄症は足の脈拍は正常なのに対し閉塞性動脈硬化症は足の脈拍は感じられないか感じてもわずかなものです。


それぞれ特徴がありますが、正確に判断するには整形外科さんで検査をする必要があります。


・足関節上腕血圧比(ABI)
腕と足首の血圧の差を比べる検査

・血管造影検査

・MRI、CTなどの画像診断


このような検査をすれば今回の2つの症状は判別されます。


閉塞性動脈硬化症は状態が悪化してくると下肢が壊死することもあるため早めに診断し治療をする必要があります。


脊柱管狭窄症の方は、かばいの影響で背中、腰から下半身が硬くなり痛くなったり腰、骨盤が歪んだりという様々な影響が出ます。


当院の腰痛整体ではそれらの影響を取り除き腰が楽になるのでオススメです。


どんな病気やケガも早めの処置を心がけて下さいね!